たくさんつなぎました [日々のもろもろ]
6月30日の深夜。16年前に我が家にやってきた猫、つなぎが
亡くなりました。
父母とともに滞在していた、木曽の山の家の、
大好きな父母の枕元で。
最後にトイレに行き、(でも間に合わなかったようで途中でおしっこ)
戻ってきて母の枕元へ。最後に一声 ニャーー と。きっと「ありがとう」だったんやね。
しばらく前からあまり食べられなくなり、数日前からは歩くのもやっとだった中、
最後にトイレに行って、そしてちゃんとお別れのことばも言って、
そして様子がおかしいと、とび起きた母の腕の中で、静かに息をひきとったそうです。
16年前。何かと”もめごと”の多かった我が家にやってきて、名前のとおり、
家族をたくさんつないでくれたつなぎ。孫ができるまでのつなぎ?・・・なんて
悪口のたぐいも言われながら、せっせ、せっせと健気に私たちのことをつないでくれた。
健気な猫で、大好きな母の帰りをじっと待つ様子。
http://blog.so-net.ne.jp/murakami_asahi_muk/2010-01-29
こどもたちにムギュムギュされても逃げるでも怒るでもなく、じっと耐え、
父とふたりで山の家に初めて滞在したときには
母恋しさに?なんと10円ハゲをつくったというのも、いまだに我が家では、
ことあるごとに笑い話として登場します。
「つなっち、なんでそんなこわいかおしてるん~」
「元からこんなお顔やねん。そんなん言わんといたって」
なつきと母の間で何度も繰り返された会話。
つなぎ。最期、大好きなお母さんと一緒にいられてよかったね。
静かで、涼しくて、空気も水もとびきりきれいで、父母にとって特別な場所である
山の家で、過ごせてよかったね。
静かにおだやかに、そのときを迎えられてよかったね。
つなぎ。享年16歳。私たちのところに来てくれて本当にありがとう。
たくさんつないでくれてありがとう。おつかれさま。ゆっくりやすんでください。
亡くなりました。
父母とともに滞在していた、木曽の山の家の、
大好きな父母の枕元で。
最後にトイレに行き、(でも間に合わなかったようで途中でおしっこ)
戻ってきて母の枕元へ。最後に一声 ニャーー と。きっと「ありがとう」だったんやね。
しばらく前からあまり食べられなくなり、数日前からは歩くのもやっとだった中、
最後にトイレに行って、そしてちゃんとお別れのことばも言って、
そして様子がおかしいと、とび起きた母の腕の中で、静かに息をひきとったそうです。
16年前。何かと”もめごと”の多かった我が家にやってきて、名前のとおり、
家族をたくさんつないでくれたつなぎ。孫ができるまでのつなぎ?・・・なんて
悪口のたぐいも言われながら、せっせ、せっせと健気に私たちのことをつないでくれた。
健気な猫で、大好きな母の帰りをじっと待つ様子。
http://blog.so-net.ne.jp/murakami_asahi_muk/2010-01-29
こどもたちにムギュムギュされても逃げるでも怒るでもなく、じっと耐え、
父とふたりで山の家に初めて滞在したときには
母恋しさに?なんと10円ハゲをつくったというのも、いまだに我が家では、
ことあるごとに笑い話として登場します。
「つなっち、なんでそんなこわいかおしてるん~」
「元からこんなお顔やねん。そんなん言わんといたって」
なつきと母の間で何度も繰り返された会話。
つなぎ。最期、大好きなお母さんと一緒にいられてよかったね。
静かで、涼しくて、空気も水もとびきりきれいで、父母にとって特別な場所である
山の家で、過ごせてよかったね。
静かにおだやかに、そのときを迎えられてよかったね。
つなぎ。享年16歳。私たちのところに来てくれて本当にありがとう。
たくさんつないでくれてありがとう。おつかれさま。ゆっくりやすんでください。
2010-07-05 12:09
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一息ついて、次へ。 [日々のもろもろ]
実施設計図面が仕上がりました。
図面を梱包し、施主さんと工務店さんへ発送。
あとは、当初予算に近い金額で見積があがってくることを
祈りつつ・・・
この仕事をしている中での、わりとおおきな「区切り」である、
”実施設計アップ”を終え、一息です。
このところは、この〆切りを抱えつつ、
建築関係の勉強会で、”憧れの”コーポについて学ぶ機会があったり、
土塔庵でのイベントがあったり、
新たな仕事のスタートがあったり、
保育園での涙、涙、のお別れパーティーがあったり・・・
盛りだくさん。時間の配分と頭の切り替えがムズカシイ数週間でした。
そして、これを書き終えたら、保育園へお迎えに。
今日で、なつきは「めろん組」、きみかは「さくらんぼ組」とお別れし、
次のクラスに進級です。
いま通う保育園は乳児専門保育園で、0~2歳児のみの小規模園。
なつきは今日でそこを卒園し、すぐ近くにある本園へ進級します。
同級生はほぼそこへあがるのだけど、先生とは今日でお別れ。
3年間みっちり通った園舎とも、今日でお別れ。
にしなつきです。つぎは すみれぐみさんになります。
よろしくおねがいします。
お別れパーティーではちょっと恥ずかしそうにしながらも
しっかり挨拶していたけれど・・・・
明日からの環境の変化。彼女はどう受け止め、乗り越えるのかな。
うれしさの半面。さみしい気持ちもいっぱいなのは私だけかな。
きみかも、さくらんぼ組の先生とはお別れして、
明日からは、隣のお部屋へ移ります。
出会いと別れの春。
さぁ、お迎えに行ってこよう。
図面を梱包し、施主さんと工務店さんへ発送。
あとは、当初予算に近い金額で見積があがってくることを
祈りつつ・・・
この仕事をしている中での、わりとおおきな「区切り」である、
”実施設計アップ”を終え、一息です。
このところは、この〆切りを抱えつつ、
建築関係の勉強会で、”憧れの”コーポについて学ぶ機会があったり、
土塔庵でのイベントがあったり、
新たな仕事のスタートがあったり、
保育園での涙、涙、のお別れパーティーがあったり・・・
盛りだくさん。時間の配分と頭の切り替えがムズカシイ数週間でした。
そして、これを書き終えたら、保育園へお迎えに。
今日で、なつきは「めろん組」、きみかは「さくらんぼ組」とお別れし、
次のクラスに進級です。
いま通う保育園は乳児専門保育園で、0~2歳児のみの小規模園。
なつきは今日でそこを卒園し、すぐ近くにある本園へ進級します。
同級生はほぼそこへあがるのだけど、先生とは今日でお別れ。
3年間みっちり通った園舎とも、今日でお別れ。
にしなつきです。つぎは すみれぐみさんになります。
よろしくおねがいします。
お別れパーティーではちょっと恥ずかしそうにしながらも
しっかり挨拶していたけれど・・・・
明日からの環境の変化。彼女はどう受け止め、乗り越えるのかな。
うれしさの半面。さみしい気持ちもいっぱいなのは私だけかな。
きみかも、さくらんぼ組の先生とはお別れして、
明日からは、隣のお部屋へ移ります。
出会いと別れの春。
さぁ、お迎えに行ってこよう。
2010-03-31 17:23
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ひなまつり [日々のもろもろ]
今年も登場しました。7段飾りのお雛様。
去年は、お雛様の登場にニコニコ喜んでいたなつきも、
今年は、なぜか、『怖い~~』と大泣き。どうしようか、せっかく出したけど、もうしまう?と
あたふた。ようやく慣れてきた、この日曜日。
ご近所のお友だちと、ささやかなひなまつりのお祝いをしました。
このお雛様。マンション住まいにはあきらかに大きすぎるのですが、
母がこどもの頃に父(わたしの祖父)が、数年かけて、1段ずつ買い揃えていったものだそう。
その話を聞いてからは、年に一度、こうして表舞台に出てもらって、皆で眺めながら
ひなまつり気分をしっかり味わう、・・・というのを
これからも続けていきたいなと、思っています。
こどもたちの反応にも年々、変化がありそうで、そんなことも
楽しみにしながら・・・・・・
ちなみになつきは、
「ひな祭り」のことも、「ひな人形」のことも
「ひなあられ」のことも、ひとくくりに『おひなさま』と呼びます。
7段のお雛様ですが、下2段(お道具類)は出していません。
『キミカイジュウ』のターゲットになることが予想され、今年はお預けです。
去年は、お雛様の登場にニコニコ喜んでいたなつきも、
今年は、なぜか、『怖い~~』と大泣き。どうしようか、せっかく出したけど、もうしまう?と
あたふた。ようやく慣れてきた、この日曜日。
ご近所のお友だちと、ささやかなひなまつりのお祝いをしました。
このお雛様。マンション住まいにはあきらかに大きすぎるのですが、
母がこどもの頃に父(わたしの祖父)が、数年かけて、1段ずつ買い揃えていったものだそう。
その話を聞いてからは、年に一度、こうして表舞台に出てもらって、皆で眺めながら
ひなまつり気分をしっかり味わう、・・・というのを
これからも続けていきたいなと、思っています。
こどもたちの反応にも年々、変化がありそうで、そんなことも
楽しみにしながら・・・・・・
ちなみになつきは、
「ひな祭り」のことも、「ひな人形」のことも
「ひなあられ」のことも、ひとくくりに『おひなさま』と呼びます。
7段のお雛様ですが、下2段(お道具類)は出していません。
『キミカイジュウ』のターゲットになることが予想され、今年はお預けです。
ギター&ウクレレコンサートin土塔庵 [日々のもろもろ]
2010年一回目の土塔庵イベントへのお誘いです。
(以下、告知文)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回は、あなたのくらしに音楽を♪あわたゆうさくさん
(ホームページ:http://ysk827awa.blogspot.com/)をお招きしての、
ギター&ウクレレコンサートです。
子育て中だって、いえ、だからこそ、くらしにもっと音楽を♪♪
親子いっしょに心地よいリズムに揺れる、ステキな日曜日を
私たちとご一緒しませんか。お父さんの参加もお待ちしています♪
日時 2月28日(日曜日)
開場 10:30
開演 11:00~終了 12時頃
参加費 大人一人500円(こども無料)
場所 土塔庵 堺市中区土塔町2209
http://www.eonet.ne.jp/~windmill-net/dotouan/
☆今回は予約制ではありませんので、当日、直接土塔庵へお越しください。
お車で来られる場合のみ、駐車場確保のため、事前に下記のメールまで
お知らせください。(台数に限りがありますので、先着順とさせていただきます)
お結び母の会
omusubi_haha@yahoo.co.jp
私たち お結び母の会は
育児中のお父さんお母さんと共に、今しか感じれない楽しさ辛さも
一緒に共有し成長したいと考えています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あわたゆうさくさんは、わたしが昨年から通っているウクレレ教室(マザレレ会)の先生。
とても丁寧な生活ぶりに、毎度毎度、驚き、自身の大雑把な家事を省み(私だけ?)、
レッスン後はついつい質問攻めにしてしまう主婦軍団。
『この瓶、何つけてるの?』 あ 『びわの葉を焼酎につけています。薬みたいなものです。』
『この機械、何に使うの?』 あ 『保温器です。甘酒をつくるときに使います』
『この網は?』 あ 『火鉢で、ご飯をあたためるときに使います』
季節の花を飾り、火鉢で手をあたため、日々音楽を奏でる。そんな生活ぶりも含めて、
人柄がじわっと音ににじみでてたような方なんだと、思います。
”あわたくんのコンサートを、土塔庵で聴きたいね”
そんな素朴な希望から実現の運びとなりました。
ぜひお越しくださいね。
写真は、私のウクレレと、なつきのウクレレ。
なつきのピンクのは・・・・・・
保育園の発表会も、結婚記念日も差し置いて、行ってしまった社員旅行(hワイ)で、
夫が買ってきたお土産。
出発前は、体調不良も重なり、かなり険悪なムードでしたが(私が)・・・
このセレクトは、いいとこついてくるなと、思った。やられたわ~。
(以下、告知文)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回は、あなたのくらしに音楽を♪あわたゆうさくさん
(ホームページ:http://ysk827awa.blogspot.com/)をお招きしての、
ギター&ウクレレコンサートです。
子育て中だって、いえ、だからこそ、くらしにもっと音楽を♪♪
親子いっしょに心地よいリズムに揺れる、ステキな日曜日を
私たちとご一緒しませんか。お父さんの参加もお待ちしています♪
日時 2月28日(日曜日)
開場 10:30
開演 11:00~終了 12時頃
参加費 大人一人500円(こども無料)
場所 土塔庵 堺市中区土塔町2209
http://www.eonet.ne.jp/~windmill-net/dotouan/
☆今回は予約制ではありませんので、当日、直接土塔庵へお越しください。
お車で来られる場合のみ、駐車場確保のため、事前に下記のメールまで
お知らせください。(台数に限りがありますので、先着順とさせていただきます)
お結び母の会
omusubi_haha@yahoo.co.jp
私たち お結び母の会は
育児中のお父さんお母さんと共に、今しか感じれない楽しさ辛さも
一緒に共有し成長したいと考えています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あわたゆうさくさんは、わたしが昨年から通っているウクレレ教室(マザレレ会)の先生。
とても丁寧な生活ぶりに、毎度毎度、驚き、自身の大雑把な家事を省み(私だけ?)、
レッスン後はついつい質問攻めにしてしまう主婦軍団。
『この瓶、何つけてるの?』 あ 『びわの葉を焼酎につけています。薬みたいなものです。』
『この機械、何に使うの?』 あ 『保温器です。甘酒をつくるときに使います』
『この網は?』 あ 『火鉢で、ご飯をあたためるときに使います』
季節の花を飾り、火鉢で手をあたため、日々音楽を奏でる。そんな生活ぶりも含めて、
人柄がじわっと音ににじみでてたような方なんだと、思います。
”あわたくんのコンサートを、土塔庵で聴きたいね”
そんな素朴な希望から実現の運びとなりました。
ぜひお越しくださいね。
写真は、私のウクレレと、なつきのウクレレ。
なつきのピンクのは・・・・・・
保育園の発表会も、結婚記念日も差し置いて、行ってしまった社員旅行(hワイ)で、
夫が買ってきたお土産。
出発前は、体調不良も重なり、かなり険悪なムードでしたが(私が)・・・
このセレクトは、いいとこついてくるなと、思った。やられたわ~。
谷町歩き [日々のもろもろ]
高校時代からの旧友(・・・と言っても、当初は、先生と生徒だった)Nさんと、
久しぶりにまちを歩いた。
谷町筋から、からほり商店街へ。商店と商店の間の細い路地を、
『ほらほら。こういうとこに残ってんねん』と、ずんずん入っていく。
『戦前長屋に使われてた赤レンガ壁の一部が残ってたりするねん』
高校時代、半ドンだった土曜の午後や、試験の最終日などに時折『街歩き』に
Nさんと繰り出した。谷町に天王寺。大阪の九竜城。
谷町九丁目のカフェ”伽奈泥庵”などなど。
路地裏探検的要素が強く、そういった場を歩くときの心得なども聞きつつ、
わくわくしながら背中を追っていた。
社会人1年目、ちょっと変わった世界史の先生だった彼女と、高校生の私。
知らない世界をたくさん教えてもらった姉的存在だった。
『ほら、こんなベランダ!街の風景に、これがあると、やっぱ落ち着くわぁ~』
生粋の谷町育ちの彼女。10数年前と同じ調子で、細い路地をのぞいたり、
立ち止まったり、突然引き返したりしつつ、
興味の対象へぐんぐん突き進んで行く。
タイムスリップしたような不思議な気分で、そのあとに続く。
そんな彼女の『生活の器』を、いっしょに考えるという、嬉しい機会をいただいています。
”あのベランダ” キーワードのひとつかな。
久しぶりにまちを歩いた。
谷町筋から、からほり商店街へ。商店と商店の間の細い路地を、
『ほらほら。こういうとこに残ってんねん』と、ずんずん入っていく。
『戦前長屋に使われてた赤レンガ壁の一部が残ってたりするねん』
高校時代、半ドンだった土曜の午後や、試験の最終日などに時折『街歩き』に
Nさんと繰り出した。谷町に天王寺。大阪の九竜城。
谷町九丁目のカフェ”伽奈泥庵”などなど。
路地裏探検的要素が強く、そういった場を歩くときの心得なども聞きつつ、
わくわくしながら背中を追っていた。
社会人1年目、ちょっと変わった世界史の先生だった彼女と、高校生の私。
知らない世界をたくさん教えてもらった姉的存在だった。
『ほら、こんなベランダ!街の風景に、これがあると、やっぱ落ち着くわぁ~』
生粋の谷町育ちの彼女。10数年前と同じ調子で、細い路地をのぞいたり、
立ち止まったり、突然引き返したりしつつ、
興味の対象へぐんぐん突き進んで行く。
タイムスリップしたような不思議な気分で、そのあとに続く。
そんな彼女の『生活の器』を、いっしょに考えるという、嬉しい機会をいただいています。
”あのベランダ” キーワードのひとつかな。
ねこ番 [日々のもろもろ]
実家の両親がしばらく留守にしていて、
ひとり留守番中の”猫”の世話に、先週から通っています。
犬は『人につき』、猫は『家につく』といいますが、
この猫。名を”つなぎ”といいますが、彼女は確実に『人(母)に』ついてます。
母がしばらく出かけるのだろう…と、荷物を準備する様子などから
薄々感じとると、見るからにどよ~んと、落ち込みます。
朝、子どもたちを保育園に送ったその足で、つなぎのもとへ。
鍵を開ける音に、玄関まで走ってお出迎え。
そして、玄関があいて、私の顔を見るなり、
『なんや、あんたか・・・・(ため息)』と言いたげな表情で、
がっくりと、あからさまに落ち込むのです。
『悪かったねぇ』と声掛けながら、ごはんをやり、トイレを片付け。
もうすぐですよ。
あなたの母さん、もうすぐ帰ってきますよ。
ひとり留守番中の”猫”の世話に、先週から通っています。
犬は『人につき』、猫は『家につく』といいますが、
この猫。名を”つなぎ”といいますが、彼女は確実に『人(母)に』ついてます。
母がしばらく出かけるのだろう…と、荷物を準備する様子などから
薄々感じとると、見るからにどよ~んと、落ち込みます。
朝、子どもたちを保育園に送ったその足で、つなぎのもとへ。
鍵を開ける音に、玄関まで走ってお出迎え。
そして、玄関があいて、私の顔を見るなり、
『なんや、あんたか・・・・(ため息)』と言いたげな表情で、
がっくりと、あからさまに落ち込むのです。
『悪かったねぇ』と声掛けながら、ごはんをやり、トイレを片付け。
もうすぐですよ。
あなたの母さん、もうすぐ帰ってきますよ。
あがってしまった。 [日々のもろもろ]
先週末、行ってきました。池宮正信さんのピアノリサイタル。
http://lovelyhall.com/event/100123ikemiya/100123_index.html
一般向け公演の前に、子ども連れでも参加できる”膝上コンサート”を開いてくださり、
ありがたいなぁ、うれしいなぁ、と、とても楽しみにしていました。
久々の生演奏。弾むようなピアノの音色に、ぞくぞくっと、心震える感覚でした。
会場は子どもたちでいっぱいだったので、少しのざわざわはお互いさま、
適度なゆるい空気ではあったのですが・・・・・
はいはいに、つかまり立ちに、カニ歩き、とにかく動きたくて仕方ないきみかを
なだめすかせ、しているうちに、なんと、何を思ったのか、なつき。
ひとり、ステージに上がってしまいました。
いくらなんでもそれはないでしょ、という至近距離まで行って、
立ち尽くして、池宮さんとピアノを凝視している。
つかまえに行くにも行けず、舞台下から、ひたすら、
(もどってきなさい!おねがい!!こっち!こっち!)
と合図を送る。振り向くと、きみかはよっちらこと、客席の階段をのぼったりおりたり・・・
途中からはもう演奏を楽しむ余裕もなく、
夫も一緒だったらこんなことにはならなかったろうに・・・と違う方へ怒りが向いたり。
・・・・疲れましたよ。気疲れ。そして、落ち込みました。
一夜明けた日曜日。
朝から自転車で散歩。途中から、『なっちゃん、自転車降りて走るわ~』というので、
走るなつきの後ろを、自転車できみかとふたり追いかける。いつのまにこんな距離を走る
ようになったんだろ。
その後ろ姿を眺めながら、昨日の、舞台に上がったときのなつきの表情を思い出す。
純粋に、”大きなピアノをとびきり楽しい表情で弾き鳴らすおじさん”に、
吸い寄せられるようにあがって行ったんだろうな。
決してよいことではないし、他のお客さんに迷惑かけてしまったのは
本当にごめんなさい、なのだけど、その純粋な興味からの行動と、
朝の公園を気持ちよいから、と、どこまでも走る姿を重ねあわせ、
ここで母が落ち込むのはちょっと違うかなと、すっきりして帰ってきました。
http://lovelyhall.com/event/100123ikemiya/100123_index.html
一般向け公演の前に、子ども連れでも参加できる”膝上コンサート”を開いてくださり、
ありがたいなぁ、うれしいなぁ、と、とても楽しみにしていました。
久々の生演奏。弾むようなピアノの音色に、ぞくぞくっと、心震える感覚でした。
会場は子どもたちでいっぱいだったので、少しのざわざわはお互いさま、
適度なゆるい空気ではあったのですが・・・・・
はいはいに、つかまり立ちに、カニ歩き、とにかく動きたくて仕方ないきみかを
なだめすかせ、しているうちに、なんと、何を思ったのか、なつき。
ひとり、ステージに上がってしまいました。
いくらなんでもそれはないでしょ、という至近距離まで行って、
立ち尽くして、池宮さんとピアノを凝視している。
つかまえに行くにも行けず、舞台下から、ひたすら、
(もどってきなさい!おねがい!!こっち!こっち!)
と合図を送る。振り向くと、きみかはよっちらこと、客席の階段をのぼったりおりたり・・・
途中からはもう演奏を楽しむ余裕もなく、
夫も一緒だったらこんなことにはならなかったろうに・・・と違う方へ怒りが向いたり。
・・・・疲れましたよ。気疲れ。そして、落ち込みました。
一夜明けた日曜日。
朝から自転車で散歩。途中から、『なっちゃん、自転車降りて走るわ~』というので、
走るなつきの後ろを、自転車できみかとふたり追いかける。いつのまにこんな距離を走る
ようになったんだろ。
その後ろ姿を眺めながら、昨日の、舞台に上がったときのなつきの表情を思い出す。
純粋に、”大きなピアノをとびきり楽しい表情で弾き鳴らすおじさん”に、
吸い寄せられるようにあがって行ったんだろうな。
決してよいことではないし、他のお客さんに迷惑かけてしまったのは
本当にごめんなさい、なのだけど、その純粋な興味からの行動と、
朝の公園を気持ちよいから、と、どこまでも走る姿を重ねあわせ、
ここで母が落ち込むのはちょっと違うかなと、すっきりして帰ってきました。
七五三 [日々のもろもろ]
お天気のよい日曜日。
なつきの七五三のお参りに行ってきました。
もう三歳。
まだ三歳。
恥ずかしがり屋で、保育園行事などでも、ここぞというときには、
「イヤやん」と、座り込んでしまうようなところがあるなつき。
でもそれは、周りの大人の(特に、私の)
「こういうときには、こうあってほしい」という
大人の都合の、願望を、じっと見抜いて、
『そうはいかないよ』 と。
じいちゃん、ばあちゃん、とうちゃん、かあちゃんの愛情を一身にあつめていたのに、
ある日突然、妹が誕生し、自分だけのみんなではなくなった。
すごい事件だったと思います。
でも、保育園では、きみかをべたべた触りすぎる(?)お友だちに、
「みんなのきみちゃんやで!」と、パトロールしたり、
「きみちゃん、泣いてないかなぁ」と、心配顔をしたり、
頼もしいお姉ちゃん。
大事なお人形をつかってのごっこ遊びでは、
『もうすぐ赤ちゃんが生まれるの』と、お産ごっこをして、
母をびっくりさせた。
(しかも、きみか誕生のときの様子を、タオルやティッシュを使って再現!)
『かーちゃん、あのなぁー』
おしゃべりがどんどん上手になっていくなつき。父と話していて返事の遅れた母に、
『かーちゃん。なっちゃんとお口で遊ぼう!!』
夫婦げんかの後には、
『かあちゃん。とうちゃんに優しくしてあげてな。』と、こそっと言いに来たりする。
そんな、なつき。
3歳。大きくなったね。
改めておめでとう。そして、ありがとう。
なつきの七五三のお参りに行ってきました。
もう三歳。
まだ三歳。
恥ずかしがり屋で、保育園行事などでも、ここぞというときには、
「イヤやん」と、座り込んでしまうようなところがあるなつき。
でもそれは、周りの大人の(特に、私の)
「こういうときには、こうあってほしい」という
大人の都合の、願望を、じっと見抜いて、
『そうはいかないよ』 と。
じいちゃん、ばあちゃん、とうちゃん、かあちゃんの愛情を一身にあつめていたのに、
ある日突然、妹が誕生し、自分だけのみんなではなくなった。
すごい事件だったと思います。
でも、保育園では、きみかをべたべた触りすぎる(?)お友だちに、
「みんなのきみちゃんやで!」と、パトロールしたり、
「きみちゃん、泣いてないかなぁ」と、心配顔をしたり、
頼もしいお姉ちゃん。
大事なお人形をつかってのごっこ遊びでは、
『もうすぐ赤ちゃんが生まれるの』と、お産ごっこをして、
母をびっくりさせた。
(しかも、きみか誕生のときの様子を、タオルやティッシュを使って再現!)
『かーちゃん、あのなぁー』
おしゃべりがどんどん上手になっていくなつき。父と話していて返事の遅れた母に、
『かーちゃん。なっちゃんとお口で遊ぼう!!』
夫婦げんかの後には、
『かあちゃん。とうちゃんに優しくしてあげてな。』と、こそっと言いに来たりする。
そんな、なつき。
3歳。大きくなったね。
改めておめでとう。そして、ありがとう。
久しぶりに・・・ [日々のもろもろ]
ブログをずっと更新できずにいましたが、
みんな元気です。
お盆明けから、きみかも保育園へ通い始めています。
なつきはいろいろとむずかしいお年頃。
しっかりもののお姉ちゃんと、
きみかに負けじと、赤ちゃん返りを行ったり来たりです。
昼間は動きやすくなったので、少し遠出して行ってきました。
奈良へ。
生駒郡安堵町にある
『富本憲吉記念館』
陶芸家で第一回の人間国宝。
彼の創作の原点であった安堵町にある生家を再生した
小さな記念館。展示品は、ささっと見てしまえば1時間もかからないボリュームにも
かかわらず、オープンの10時から、お昼をはさんで、2時過ぎまで。
(ここのお弁当がまた美味しい。予約制です。)
憲吉さんの作品、お人柄、そしてこの記念館を愛してやまない、館長さんのお話が面白く、
作品の説明をしながら、時代背景、憲吉さんや彼をとりまく仲間たちのエピソードの数々が
次から次へと出てくる出てくる。
その中のひとつ。憲吉さんのことばより。
『世界三大美は、法隆寺の大壁画と、エジプトのピラミッドと、ペルシアの大絨毯だ』とか・・・
そう言われると見たくなるよね、と、
法隆寺へ。壁画もよかったけれど、やはり、百済観音像。
右手の平の優しいカーブに
ふぅっと、吸い込まれそうになる。
久しぶりの奈良。おだやかな青空の下、遠足のような気分。
こういう時間もたまには必要だと、改めて。
みんな元気です。
お盆明けから、きみかも保育園へ通い始めています。
なつきはいろいろとむずかしいお年頃。
しっかりもののお姉ちゃんと、
きみかに負けじと、赤ちゃん返りを行ったり来たりです。
昼間は動きやすくなったので、少し遠出して行ってきました。
奈良へ。
生駒郡安堵町にある
『富本憲吉記念館』
陶芸家で第一回の人間国宝。
彼の創作の原点であった安堵町にある生家を再生した
小さな記念館。展示品は、ささっと見てしまえば1時間もかからないボリュームにも
かかわらず、オープンの10時から、お昼をはさんで、2時過ぎまで。
(ここのお弁当がまた美味しい。予約制です。)
憲吉さんの作品、お人柄、そしてこの記念館を愛してやまない、館長さんのお話が面白く、
作品の説明をしながら、時代背景、憲吉さんや彼をとりまく仲間たちのエピソードの数々が
次から次へと出てくる出てくる。
その中のひとつ。憲吉さんのことばより。
『世界三大美は、法隆寺の大壁画と、エジプトのピラミッドと、ペルシアの大絨毯だ』とか・・・
そう言われると見たくなるよね、と、
法隆寺へ。壁画もよかったけれど、やはり、百済観音像。
右手の平の優しいカーブに
ふぅっと、吸い込まれそうになる。
久しぶりの奈良。おだやかな青空の下、遠足のような気分。
こういう時間もたまには必要だと、改めて。
日曜日。ベランダにて [日々のもろもろ]
ささいなことで口論になり、なんとなく気まずい空気が漂っていた
日曜日の夕方。
ベランダからなつきの声。
『かーちゃん、お空きれいよ~。みにきてくださいよ~』
『とーちゃんも、はやくきてくださいよ~』
この時間、家族そろって、ここから見る、この景色
日曜日の夕方。
ベランダからなつきの声。
『かーちゃん、お空きれいよ~。みにきてくださいよ~』
『とーちゃんも、はやくきてくださいよ~』
この時間、家族そろって、ここから見る、この景色