SSブログ
日々のもろもろ ブログトップ
前の10件 | 次の10件

5年目。 [日々のもろもろ]

珍しく、平日休みがとれた夫。

朝からいつになくおだやかな顔で、『昼ごはん、カレーでもつくろか』と
キッチンに立ち、途中、鍋にカメラを向けたりしながら
楽しげに料理している。

DSC_2315.jpg

2人でゆっくり、話しながらのランチなんて久しぶり。

いつもこんなおだやかなふたりだったらいいのにネ、と
ふだん、ケンカをしかけるのはだいたい私なのだけど・・・・思った。


DSC_2317.jpg
・・・後で気付いたのだけど、この日は4度目の結婚記念日。シマッタナァ


nice!(0)  コメント(8) 

ひと月たち・・・ [日々のもろもろ]

誕生からひと月がたちました。
昨日は助産師さんが来てくださり、一ヶ月検診。

きみか、すでに5キロを超えています(笑)

先生に抱っこしてもらい、おだやかな笑顔で話しかけられるのを、
じいっと聞いている。(これも検診のひとつ)

その集中力もなかなかのものだったけど、
やはり、たくさんのあかちゃんに接する仕事、助産師さんの
端で見ているだけで、こちらも癒されるような、
安心感たっぷりの笑顔と語りかけ。
そういうものに赤ちゃんはしっかり応えるんだなぁ。と
改めて。

・・・・・
2年前のなつきのお産後は、マタニティーブルーにどっぷりはまった私。

今回、おだやかに過ごしています。

きみかとふたりの時間はしずかにのんびり。
窓からの光や、生活音、語りかける声・・・
いろんな刺激を、ひとつひとつかみしめるように
感じ取っている、そんな様子を、

『あかちゃんってこんなに可愛いかってんなぁ』と、
思い出しながら過ごす時間。

なつきのお姉ちゃんっぷりも、すごいです。
『なっちもおっぱいあげるわ~』と、シャツをまくりあげて、ほんとに飲まそうとしたり、
(そして、『でも、なっちのおっぱい、ちいさいからぁ~』と
残念そうな表情!)

風邪ひきで鼻の利かない母に代わって
『ちみちゃん、ウンチ出てるから、オムツ替えたげて~』とか、
(”き”の発音がまだうまく出ないので、きみちゃんでなく、”ちみちゃん”)

・・・そうかと思うと、
食事中、ぐずりだしたきみかを抱き上げにいこうとすると、
『なっちのかあちゃん!ちみちゃんのと、ちがう!』
『かあちゃん、なっちのおとなりすわってちょうだい!』

夜寝るときのポジション取りもたいへん。
ふたり同時に泣かれたら、なかなか冷静ではいられない。

おとな1人の手で、こども2人。この時間は想像以上にたいへんです。
さすがに『おだやかな母』であり続けることは、無理。

夫はもちろん、おじいちゃんおばあちゃん、ご近所さんや、友人、、、
母以外のたくさんの『手』と『目』があることが、
こどもにとっても、孤独を感じやすい母にとっても、とってもありがたいことです。
あらためて感じます。
(夫にもっとがんばってほしいけれど、半ばあきらめモードです)

そんなわけで・・・
顔見にがてら、おしゃべり相手に、遊びにきてくださぁーい!






nice!(0)  コメント(6) 

ツワブキストリート [日々のもろもろ]

マンション敷地内の緑が秋冬の顔になってきました。
住人により思い思いの植栽がされているので、階段によって表情はまちまち。

うちの階段はこの時期、ツワブキの黄色い花が一斉に咲きます。

DSC_2016.jpg

思えば一年前。
以前から気になってたこのマンションに空きがでるかもしれないと聞き、
こっそりのぞきにやってきた。
そのときも黄色い花がたくさん咲き乱れていたのが、印象に残っている。

あれから一年。

朝夕と、なつきの手を引いて階段をおりる。

『お花さん、いってくるよぉ~』
階段に覆いかぶさるように伸びた葉っぱを手でよけて通りながら、
『葉っぱさん、ちょっとごめんねー』
『おっきいアリさんおるで~』

『自分で歩いて!』『いやー、抱っこ~~!!!(大泣き)』なんてやりとりも
この階段でたくさんしたなぁ。

手をつないで、よいしょ、よいしょ・・・も、あとどれくらいかな?
このごろは、うしろを振り返らずにだーーーっと走っていく場面も増えてきた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

MUKの仕事もあと一息。
いまの状況を理解してくださった上で、できるところまでの区切りを設けて、
依頼をくださった施主さん方。ほんとうにありがたいです。

再来週はいよいよ予定日です。

『なっち、お姉ちゃんなるねん!』と言ったかと思うと、
『なっち、赤ちゃんなるわ』と言ってみたり、

揺れる心。


nice!(0)  コメント(4) 

大根の日 [日々のもろもろ]

PC画面との距離がやや遠くなってきました。
あと数センチ、椅子を引きたい感じ、でもできない・・・

・・・・・・・・・・
先日、おもしろい料理教室に行ってきました。
狭山にあるレストラン玄骨さん。

教室、といっても
暗号のようなイラスト中心のレシピ(分量とか一切なし!)を渡され、
カウンター越しに厨房の中で繰り広げられる『ショー』を眺めるというスタイル。
でも、そのショーがとっても面白かった。

シェフ牧野さん。
サムイ姿のなぞの料理人といった風貌の方で、

『食で世界を変える』
と本気で思い、行動されている、それはそれは熱くて、クセの強ーーいお兄さん。

今回の料理は『大根づくし』でした。

一本の大根を葉っぱから根っこ、皮にいたるまで活かしきる。
2口ガスコンロと、中華なべといくつかの行平鍋。
調味料もほぼ、塩、こしょう、醤油、甜菜糖。それだけ。
小さなスペースを縦横無尽に動き回り、一本の大根が次から次へと
お惣菜に姿を変えていく。
調理中に出るゴミはほぼゼロ。鍋に残った旨みは決して捨てない。
そしてその間、ずっと牧野ワールドのおしゃべりが続く。

純粋に、その無駄のない動きを眺めているだけでも、楽しめる感じ。
だから『ショー』ということばがしっくりくる。

食のフィルターを通して、社会を見据え、問題を提起する。それを伝える場としての教室。
一般受けしないだろうなと、失礼ながら、思う。でも、この熱さ。私は結構好きだなー

そんな牧野さん、明日の土塔庵イベント後の打上げに、
料理をつくりに来てくださいます。楽しみ~!!

Image059.jpg

今日のメニュー
 ・味噌ソース炒め
 ・磯合え
 ・酢の物
 ・大根葉の佃煮
 ・餃子
 ・大根もち
 ・玄米ごはん
 ・お味噌汁
     ・・・・・玄米ご飯以外はすべて大根、でした。
       『別に、家ではこんな大根ばっかりせんでいいよ』という解説付きで。

nice!(0)  コメント(0) 

マタニティ操体クラス [日々のもろもろ]

ひとつ現場が終わり、またひとつ現場が始まりました。
設計中の物件も含め、きっちり仕上げて産休に入りたいと思います。

誕生まであと2ヶ月。涼しくなってきたこともあり、
ようやく、妊婦生活を楽しむ心のゆとりもでてきました。

ベランダガーデンでは、ほうれんそう、水菜、ブロッコリーに葱。
いちじく、ブルーベリーなど果実系のほか、ハーブ類や花も少しずつ増え、
夏の野菜畑とはまたちがった楽しみ方をしています。
近所のお宅からのこぼれ種で仲間入りする植物も中にはあって、
それも楽しみのひとつ。
葉モノ野菜を植えたからかな、蝶がよく来ています。

先日は我が家に妊婦さん中心に6組があつまり、
『マタニティ操体』の著書もある細川雅美先生による”操体法”のクラスを開催しました。
同じ助産師さんにお世話になっている方や、
土塔庵イベントでお会いする方、
操体法というかなりマイナーな体操だけど、興味持ってくれはるかな・・・と
(勝手に)予想した方に声をかけたのですが、

4月うまれのK太郎くんから、来年3月予定のおなかの赤ちゃんまで、
みんな同級生!ということもわかり、初対面同士の場もすぐになごみました。

ゆるい動きながらも、普段あまり動かすことのないようなところまで
じっくりゆっくり動かすうち、
全身の力がすぅっと抜け、からだがふにゃふにゃになる、
そういった気持ちよさのある操体法。妊婦さんが集まると、独特のやさしい、やわらかい空気が
流れるようで、そんな意味でも癒されたひとときでした。

次回は11月10日に第2回開催です。妊婦さん限定ではないですが、
スペースの関係で予約制です。興味ある方、ご連絡ください。


”操体法”とは・・・・・
「心地よい方向へ、気持ちよく」をベースに、からだの声に耳を傾けながら
ゆったりと動く、からだのバランス調整法。
「自分の力でバランスを回復し、もともとの良いからだに戻る」という、
独特の健康観に拠っている 。
(『マテニティ操体』~安産のためのしなやかなからだ作り~細川雅美・稲田 稔 編著より)


※コメントいただく際の「認証コード」がわかりづらくて書けなかったという声をこのところ
いただいてたのですが、設定変更できることがようやくわかり、
おそらく、解消できたと思います。
コメント書いたのにアップできなかったという方、申し訳ありませんでした。ごめんなさい!
コメント(2) 

母 旅へ出る。 [日々のもろもろ]

今年の春、38年間続けた仕事を、定年退職した母。
最後の2年くらいは心身疲れ果てながらも、『ここまできたら最後まで、定年までは』と、
気力をふりしぼりながらの日々だったよう。。

そんな母が、数年前からときどき口にしていた夢、
『ピースボートで世界一周の旅に出る』を、退職早々に決断し、
昨日、横浜港から出航した。

寄港地でどんな活動をするのか、など、すべて自分で選択やアレンジできる仕組みで、
この数ヶ月、そのプランづくりやら準備で、会うたび『忙しいねん』を連発していた。
ゆっくり、のんびり・・・できない性格は、母に似たんやなぁ、とつくづく思う。

諸般の事情で出発が10日ほど遅れ、帰国もその分遅れるのだけど、
帰国日と、わたしの出産予定日がほぼ同じで、そのことをずっと気にしていた。

『もし早く生まれても、途中で帰ってこなくていいからね』
『こっちは大丈夫やから。よっしー(夫)にがんばってもらうよ』
この台詞を何度くりかえしたことか・・・

『心配もあるけど、”そのとき”に近くに居たかったんよ。なつきのこともあるし』
と、ずっともやもやした様子だった母。

出発の数日前、
「そしたら、これぐらいはしていくわ」と、赤ちゃん用の肌着とベストをあわせて4枚、
ものすごい勢いで縫い上げ、
ようやくふっきれた様子で旅立った。

DSC_1578.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このところ、赤ちゃん返り気味で、「抱っこ、抱っこ~!」だったなつき。

母がなつきに言い聞かせてたのだろうと思うけれど、昨日今日と
『なっち、お姉ちゃんなるねん』
『がんばって、歩く~』が口ぐせです。

DSC_1589.jpg
赤ちゃんベスト、着ちゃってます。弟か妹が誕生したら、彼女はどんな風に受け止めるのかな?



nice!(0)  コメント(5) 

2歳の誕生日 [日々のもろもろ]

7月24日早朝。

あまりの暑さに寝室をひとり抜け出し、リビングの床で寝ていたら、
膝裏の少し上あたりを刺すような痛み。
びっくりして飛び起きると、なんと、体長15センチほどのムカデ。噛まれた!!

パニックになりながらもひとり、大騒ぎして退治する。
(洗剤をかけたらゴキブリはイチコロという話をつい最近聞いたから
ムカデも同じ?と思ってやったら全然だめ。泡だらけの床になって途方に暮れた。Mさ~~ん!)
噛まれたところに薬を塗って一息つく。夫もなつきもまだぐっすり眠っている。空が明るみはじめている。
2年前の今日のことを思い出した。ちょうどいまくらいの時間に、
なつきが誕生した。

すっかり目が覚めたのでベランダに出て、
昨日買った花の苗の植え付けと、畑の水やり。
一年目の畑はなかなか好調で、枝豆の収穫が終わり、
いまは毎朝、オクラが採れる。トマトとカボチャ、ゴーヤの実もすくすくと大きくなっている。

引越してきて3ヶ月。新しい住まいは築30年ほどのマンションで、90軒ほどの規模。
建築当時からの住人さんが多いから、年代は高めで、子育て世代は数えるほど。
ときおり顔を合わせる、小さい子どものいるファミリーと仲良くなりたいな、
それと、世代超えた交流があって、このマンションで育つこどもたちが
たくさんの大人に見守られて成長していくような、そんなのっていいなぁ。との
思いもあり、

なつきの誕生会を口実に、ささやかなパーティーを開いた。
最年少は2歳になったばかりのなつき。最年長は、ときどきベランダ越しに畑話をする
80歳のおばあちゃん。

賑やかな会になりました。
はじめは もじっ としていたこどもたちも、すぐに意気投合し家中を列になって走りまわる。
(最後尾はなつき)
エスカレートすると誰かがコラッと怒ったり、一緒に遊んだりしながら、
楽しい時間はあっという間に流れた。

6歳4歳のお兄ちゃんがいるOさんが帰ろうとすると、なつきが
「なっちもお兄ちゃんと帰る~」と靴を履きはじめた。
「えっ!?」驚く父母。
「いいよ、お風呂入れて、送り届けるから」とOさん。

なつきは満面の笑みでお兄ちゃんたちのあとについて、行ってしまった。
「行ってしもたな」
「嬉しそうにしてたなぁ~」

しばらくして迎えにいくと、風呂上りの3兄妹は、並んでお茶を飲んでいる。
「なっち、泊まっていったら?」
「うん」(←意味わかってるんかぁ??)
なんて、、会話がなんとなく成立してるのがおかしい。

・・・・・・・・・・・・・・・
賑やかな誕生会、楽しかった。来てくれた方が、喜んでくれたのも何より。

母に料理を分担してもらったり、
参加のOさんにはこどもが喜ぶメニューをリクエストして、揚げ物を引き受けてもらったり、
お結び母メンバーYさんにはタマゴレスのケーキを焼いてもらったり、
(直前にオーダーしたのを「遅いわ」と笑い飛ばしながらも、さすが!な美味しいケーキが届きました。
ありがとう~~)

ひとりではできないくらいの用意が整ったのはそんなありがたいヘルプがあったから。です。
ありがとう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
後日談。

おとなりのおばあちゃんが翌日、訪ねてこられた。
「なつきちゃんね、やっぱり女の子には赤い服を着せてあげて欲しいのよ」と
赤いギンガムチェックのワンピースをいただいた。地味好きなわたしは
昨夜も主役のなつきにわりと地味な格好をさせていた。それが気になったらしい。

ありがたいなぁと思う。そうやって、周囲の方に(モノをもらうことではもちろんなく)
気にしてもらって、見守ってもらって、なつきには優しさを学んでいってほしいと思う。

保育園から帰ってきたときに近所の窓からおかえり、と声がかかる。
枝豆がたくさんできたから、と収穫したてをお届けしたり、
コロッケ作りすぎたから、とおすそ分けをいただいたり、

長く住むことになりそうなこの場所で、心地よい関係をつくっていけたら・・と願います。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:育児

引越し。その後 [日々のもろもろ]

DSC_0800.jpgDSC_0782.jpg
5月に引越しをして1月半が経ちました。

暮らし始めてすぐにしっくりきたわけではなく、
広さも、使い勝手も、がらっとかわった新居での生活は、
キッチンでの動き方や一連の家事動線、収納スペースの使いこなしなど、もろもろ、
慣れるのに少し時間が必要でした。
それでも、
ふたりでさんざん悩んで、もめて、ようやく決めた桧フローリングに皆でごろっと転がったり、
ぐるぐる回れるプランのキッチン・クローゼットあたりで、なつきと追いかけっこしたり、
夕方、空がよく見えるテラスで飛行機やお月様を『みつけた!』と指差しながら食事をしたり、
夜、布団にはいる前に、廊下にある我が家の図書館、本棚コーナーで、今日はどの絵本にしようかと、
なつきと一緒に選ぶ時間など、
かけがえのない、宝物のような時間が増えました。やはり、住まいのもつ力、を感じます。

引っ越して変わったことのひとつが「住まい兼仕事場」になったこと。ですが、なにかと便利ではあるけれど、
これは気分転換のネタをいろいろ増やしていかないと、忙しい時期は特に
こもりっぱなしになってしまうので、いいバランスを模索中です。
SOHO仲間も増やしたいし。

Image024.jpg

中庭のグリーンを眺めながら料理をし、
仕事の合間にテラスの野菜畑の雑草ひきに水やり。いまはゴーヤが一雨ごとに
空へ向かっていきいきと蔦を伸ばし、
大量に植えてしまった枝豆の収穫も近づいている。
小松菜は手におえないくらい青々と茂り、
いつの間にかオクラの実もたわわになっているし、
かぼちゃも地面いっぱいに蔦をはわせ葉を広げ、すごい生命力を感じます。

そんな日々を過ごしています。
来月で2歳になるなつき。桧の床をぺたぺたと走り回り(←走るときの手の位置がおもしろい!)
母のあとについてまねっこや、お手伝いがしたくて仕方ない。

『かーちゃん、あそぼ』
『なっちんも、ぐちゅぐちゅぺー』(うがいしたい)
『おとと、いくー』(お外いく)
などなど、この数日で言葉があふれてきていて、ほんとうにおもしろい。

と、同時にいまは、イヤイヤ期ならぬ、『あかんあかん期』で
「パンツはく?」 『あかん』
「服着よっか」 『あかん』(いずれも即答)
これにはまいります。キーーっとなります。

4月からいちご組に進級し、はじめの数日は朝の別れ際、
『かーちゃん・・』とべそをかいていたけれど、いまでは
じゃあ行って来るね、と手を振るときにはもう母に背を向け、友達のほうへ走り出していたり、
すっかり馴染んでいる様子。

それでも、先日、母のおなかに赤ちゃんがいるとわかったころから、
家では少し赤ちゃんがえりの素振りを見せるようになりました。

そんなことで私自身、このところ体調が少しおもわしくなく、
引越ししたら遊びに来て!と声掛けてた方々もなかなかお誘いできず。
梅雨時は毎年ちょっと苦手な時期でもあるのですが、
悪阻と引越し疲れか、いろいろとしんどかった最近でした。

予定は12月です。
それまでは家族3人での生活、楽しみたいなぁ。。。。

IMG_3411.jpgImage018.jpg

写真は先週の日曜日にあった、第3回土塔庵・人形劇イベント『大きなかぶ』
今回は父の日の開催にちなんで、お父さんの参加も呼びかけたところ、
家族揃って、や、お父さんと子ども、という参加の方も結構いらっしゃって、
その輪をさらに広げていきたいね、という方向に話は進みました。

ここで過ごす時間や新たな出会い、イベントを企画・準備する中での仲間とのやりとりも、
わたしには大切なこと になっています。

スタッキングスツール [日々のもろもろ]

結婚してはじめの住まいに引越すとき、
剣持勇デザイン、秋田木工のスタッキングスツールを3脚そろえた。

50㎡ほどの団地住まいにはちょうどよいサイズ。
それに築30年近いこの住まいの、建具の金物や、木部のペンキ塗り、ガラス模様などの
レトロな雰囲気にもよく合う、と選んだ。
座面は明るいグリーン。

ときにはダイニングチェア
ときにはワークコーナーへ移動して座る。
ちょっとじゃまになると、テーブルの下にさっと押し込んだり、
最近は娘が手洗いするときの踏み台にも使っている。

・・・とある雑誌で、このスツールを紹介するこんな記事を見つけた。

『日本住宅公団が後援した東京・銀座松屋の展覧会で「2DKに暮らす4人家族」を
テーマにした生活展のために1958年、デザインされた。狭い空間で人の動きを
制限しないようにとの配慮から、背もたれのないスツールでスタッキングできるように
つくられた。(中略)・・・曲木技術に優れた秋田木工によって、50年経った今でも生産、
販売が続けられるロングセラー商品である。』
(誠文堂新光社「週末木工」)

公社・2DK・4人家族なんてキーワードにぴぴっときた。そういうことやったんや!

ステキな使われ方をしているのを見たのもこれに決めた理由のひとつだった、と
思い出す。
それは病院の待合の椅子。しかも、もうすでに数十年は使っているだろうなーという
状態。カラフルな座面はそれなりに色あせ、木部はいい艶がでて、
これまでに座った人の数など、想像もつかないけれど、とにかく、くたびれてない、
味わいのあるいい状態だった。

我が家にきた椅子たちとも、長いつきあいになりそうです。



おばあちゃんのレシピ集 [日々のもろもろ]

15年前に亡くなったおばあちゃんが、
テレビの料理番組をみながら書きとめたであろう、レシピ集が出てきた。

正確に言うと、祖母の叔母にあたるおばあちゃんで、
当時、同居していた二人のおばあちゃんを
『おっきばあちゃん』『ちっちゃばあちゃん』(大きいおばあちゃんと小さいおばあちゃん)と
呼び、区別していた。年が上のおばあちゃんをおっきばあちゃんと呼んで
いたけれど、実際には小柄で、でも背筋のしゃんとのびた、
今思い出しても、格好よくて可愛いおばあちゃんだった。
そんなおばあちゃんが、ちらしの裏に、こつこつかきためていた
料理レシピの数々。

母は若い頃、料理や生活の知恵を
おっきばあちゃん(母にとっては大叔母にあたる)から習ったという思いが強いようで、
一枚一枚、丁寧な文字でしたためられたそのメモ書きを
いとおしそうに目を通しながら、ファイルに収めていく作業を
2日かけてしている。『おばあちゃんの形見。この一冊があれば十分な
気がする。おばあちゃんのすべてが凝縮されている感じやわ』・・・と。

もうひとりのおばあちゃん、ちっちゃばあちゃんがこの9月に亡くなった。

いろんな意味で対照的だった二人。
最後の頃は、認知症がすすんで、わたしのこともほとんどわからなかった
ちっちゃばあちゃん。
私が小学生のころ、髪をパープルに染め、派手な格好をする
おばあちゃんとよく衝突した。「なんでそんな格好するんよ!!」と。

さらにさらにさかのぼって、保育園の連絡帳。
「お昼寝の時間、眠くなってくると、必ず『ばーちゃんは?』とぐすります。」なんて記述が。
共働きで忙しい両親にかわって、保育園の送り迎えや晩ご飯の時間、
祖父母と過ごすことが多かったのだ。

幼いころに2世帯・4世代の大家族・・・おじいちゃん・おばあちゃん2人に父母、兄、私。
柴犬と文鳥がいた。そういえばニワトリもいた・・・で暮らしていたこと、

久しぶりに懐かしく思い出しました。



前の10件 | 次の10件 日々のもろもろ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。