夏祭り [日々のもろもろ]
少しまとまった休みがとれると、長野県の開田高原に行く。
ここはうちの父母が定年後に生活のベースを移していこうと計画中の場所で、
地域の輪にも少しずつ馴染んできているようだ。
この夏は、地域の夏祭りに店を出すことになった。
『手作りお焼きの店』
「お焼き」とは長野県の郷土料理で、強力粉と薄力粉を練った皮で具を包み、
両面をこんがりと焼いたもの。具は家庭によりそれぞれで、決まりごとは特にないらしい。
「よもぎと豚ミンチ」
「かぼちゃ」
「野沢菜」
今回はこの3種の具で挑むことに。
早朝から、悪戦苦闘で合計80個の仕込み。お皿のかわりに笹の葉でくるっと巻いて
売ることにする。ひとつ150円。
あらかじめフライパンでこんがり焼いておき、会場ではホットプレートで
軽くあたためる作戦でいく。
もうひとつ、店というほどでもないが、父がこの土地で家具づくりを始めて
いることを、地域の人に知ってもらおうと、最近つくった椅子を2脚、
展示するコーナーをつくった。
結果、お焼きは飛ぶように売れ、昼すぎには完売。
父の家具も、たくさんの人が足を止めてくださった。
「やったね」と充実の表情の父母。定年後の生活を楽しもうという
前向きな姿に感心してしまう。 このパワー。負けてられません。
2005-08-14 18:30
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