6月24日 ミラノ2日目 [旅の記録]
この日はミラノの少し郊外にあるユースに宿泊。男女別の大部屋が
ユースの定番だが、ここにはファミリールームがあった。
朝食付きで一人22ユーロ
これがユース?とびっくりするような素敵な外観の建物。上から見ると
鉄アレイ型のレンガを積み上げたスクリーンが建物を覆い、
なんでもない、簡素な箱に表情を与えている。レンガのすきまから洗濯物が
のぞく光景が、なんともユースらしい。
ミラノ郊外にあるユース
街へ。午後1~3時のとびきり暑い時間をうまくかわしたらいいよ、とは
JANさんからのアドバイス。教会はどこも涼しくてありがたい。
ときどき、ビールとジェラート!
旅のプランを練る。時刻表とにらめっこ。
さすがイタリア。
街を見渡しても”どうでもよいデザイン”ってそうそう見つからないのが不思議だ。
街で見つけた5軒つながり、5色に塗り分けられた家。グリーンにピンク、
イエローと、日本にあれば目をむくようなカラフルさが、不思議と
街の色に馴染んでいる。この違いはなんだろうとずっと考えている。
街の風景(建物の外観)が法にしっかり守られていると聞いた。
屋根の色も統一されているし、街全体が落ち着いたトーンなのは
もともと街にある色を建物で繰り返しているからだろうか。
建築物(特に集合住宅)の外観やセンスよくディスプレイされた
バルコニーのグリーンなど、見て歩くだけでもなかなか楽しい。
集合住宅。
Brera美術館。
美術学校に併設された美術館で、1階が教室や実習室。
2階に美術館と図書館。近隣は画材屋が建ち並ぶ学生街。
図書館も立派で、とても恵まれた環境で芸術を学んでいる様子が
垣間見える。この国は芸術への意識が強く、芸術家を育てたり、
美術保存(教会のフレスコ画など。今回訪れた多くの教会が
補修工事中だった)への比重が高い国なのだろう。
学生街とBreraの図書館
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