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田中優さん講演会へ [日々のもろもろ]

原発はエコじゃない
エコでピースなエネルギーを!

田中優さん講演会に行ってきました。(コープ自然派主催)

これまで、知識がないことを理由に、自分の考えも持てないまま
漠然とした不安の中で過ごしているのを、変えるきっかけになればと思い、
参加しました。

 なんでこんなことがまかり通っているのか。電力帝国の怖さ。
  原発って、必要悪ではない。
   自然エネルギーの可能性。
    スマートグリッドに欠かせない5つの要素
 ・省エネ商品・バッテリー・電気自動車・自然エネルギー・IT技術
  そのすべてで日本の技術力を大いに活かすことができる。

行ってよかった。
2時間半の講演を聞きながら、怒りに震え、こどもの未来を思って涙し、
身を守る正しい知識をつける必要があると襟をただし、そして希望の光があることに
救いを覚えました。


田中優さんの見解に対しても様々な意見があること、帰宅後に調べていて
わかったけれど、そういった様々な意見も参考にしながら、

  わたしはこう思う、
  そして、そのために、こういう行動をとろう。

というところまで、目指したい。 と思った。

    6月11日 脱原発 世界同日アクション
    『原発いらん!関西行動 第2弾』
    どなたか一緒に行きませんか?

その後見つけたこの記事。多くのひとと共有したいと思いました。

ゲームクリエイター飯野賢治さん「息子へ。」
http://blog.neoteny.com/eno/archives/2011_03_post_514.html

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床塗りました [MUK]

建物完成前の恒例行事。
みつろうワックスを施主さんとともに塗りました。

プロに塗ってもらうとそれなりにコストもかかるし、自分たちで塗りませんか、
とおすすめして、そうなることが多いのですが、
コストダウンのためだけではなく、これから始まる、家との長いつきあいの中で、
最初に床塗りを経験してコツをつかんでもらい、ますますの愛着をもって暮らしてもらうためにも、
よい機会となります。

一緒になって塗っていて気付くことは、設計の私にもあります。
何度も何度も通って監理してきた現場ですが、這いつくばって塗装することで、
職人さんの手のあとの細かいところまでがよく見え、
   おっ!と嬉しい発見があったり、
   おさまりのちょっとした改善点を見つけたりすることも。

明日、引渡しです。いよいよお別れが近づいてきました。床を塗りながら、
名残を惜しみ、よしよしと撫で回しているかのような感覚にもなりました。
今回は助っ人として、施主さんのお友達がたくさん来てくれましたが、
みなさん個性派揃いで、おしゃべりしながらの手仕事は楽しかった。

帰りにいただいたお土産の中に入っていた、手づくりのお礼状。
引越し直前で、家の中もたいへんな状況でしょうに、
こうやってひと手間もふた手間もかけてくださる施主さんのお人柄に、
さすがやなぁ・・・・・と改めて。

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3階の個室はいつの間にか室名が『宴会場』に変わりました。(ミニキッチンもついてます。)
宴会にお呼びがかかるの、楽しみに待ってますよ!
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5月 山の家へ [旅の記録]

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4日間の休みをとって、開田高原へ。
とびきり気持ちいい季節。毎年、父母が生活の拠点を移す時期ですが、
今年は父の病気のこともあり、我が家だけでの滞在となりました。

『いいなぁ。お父さんも早く行きたいわ』『ごめん、一足先に行かせてもらうわ』

母からは『ふきのとうの季節だから、たくさん摘んできて!』 と。


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なんと、スキー場がまだ開いていました。夫がスキーしたいと熱望。
ひとりで1日堪能してきました。


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ここにくるとこどもたちが必ず『お馬さんとこいく!』

木曽馬の里。そんな何度も来るところでもないようにも思っていたけれど、
ひろーーい牧場でのびのび暮らす馬たちを見ていると穏やかな気持ちになります。

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『おうまさんのおはな、こんなんついてるねぇ』(きみか)


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ここも必ず立ち寄る、タビタのパン屋さん。

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天然酵母のパン。とてもおいしい。

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ここのご家族の生活スタイルの逞しさ、あこがれます。この厳しい自然の中に、
(たしか)20年くらい前にやってきて、初めはテントで暮らしながら、家とお店と、
あらゆるものをこつこつとつくり、今に至るという。
そんなご夫妻とのおしゃべりも楽しみのひとつ。
背中を見ながら育ってきた娘さんが、いまは厨房に入ってられて、
今回行ってみると、娘さんのケーキなども並んでました。

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看板ヤギのメイちゃん 2才。おてんばです。犬のように人懐こい。

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きみかとメイちゃんは同い年。大きくなったねぇ。お互いに。

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山の家で誕生日を迎えました。

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夫が、私には内緒で、タビタさんにお願いしてケーキを焼いてもらっていてびっくり。
リッツァートルテというオーストリアの焼き菓子だそうです。
夕方、夫が受け取りに行ったら、私も来ると思って、
皆で歌を歌う準備?をしてくださってたそう。小さな花束も。

こどもたちが♪たんたん、たんたん、たんじょうび~~♪かーちゃんの
かーちゃんのたんじょうび~、おめでとう~!!!
と歌ってくれる。きみかの顔が真剣なのは、めったにお目にかかれない
ホールのケーキを前に、目が釘付けで。

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ロウソクは6本。

心身ともに、力がふぁーーーっと抜けて、
大きく深呼吸できた4日間。
さぁ またがんばろう。








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今日のおたより帳 [子育て]

通い始めて2週間。園のおたより帳より。。

『今日はとっても嬉しいことがありました。
園庭遊びをし、部屋に帰ろうとしたら、なっちゃんが
さっと手を伸ばしお友達と手をつないでニッコリ
笑っていました。けど、きみちゃんが今度はやきもち!!
なっちゃんとお友達の手をなんとかはなそうと
怒っていました。どうなるのかと見守っていると
なんとなんと、きみちゃんを真ん中に、3人で
手をつなぎ、部屋に入っていきました。
なんとも微笑ましい姿でした』

帰ってきて、いつも一番に開く、保育園からの連絡帳。
今日のは特別、うれしかった!!
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お披露目会 終わりました [MUK]

この週末、御所の家の完成お披露目会でした。
一夜明け、放心状態の月曜日です。

2日間で延べ70人くらいの方が来てくださいました。

 かくれんぼするとこがいっぱいある!
 景色も最高やね。気持ちいいわ!
 これは若い人向けの家やなぁ
  (MUK)らしい家になったね
・・・などなど、たくさんの声をいただきました。

書斎コーナーで寛いだり、階段で絵本読んだり、景色を堪能したり、かくれんぼが始まったり・・・、
みなさん、ゆっくり過ごして
行ってくださったのもうれしかった。

階段が家の真ん中にどーんとあるのですが、ここがリビングの延長として、
居心地のいい場所になりそうだな、
玄関ホールでの昼下がりの日向ぼっこは気持ちいいな、など、
お引越し後の生活の様子も、思い浮かべつつ・・・

今週、いよいよお引渡しです。お天気になりますように!
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DSC_0064.jpgDSC_0065.jpgDSC_0066.jpg設計期間中から、何度も連れてきていたこともあり、すっかり仲良しになったS子ちゃんと、うちのふたり。この日はかくれんぼで盛り上がっていました
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開催をさせていただいたTさん、ありがとうございました。

http://muk-live.jimdo.com/


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いよいよ明日から [MUK]

御所 Tさんの家の完成お披露目会、いよいよ明日明後日です。

完成間近の今週です。外構の板塀工事に造園工事。床のワックスがけ(そして筋肉痛・・・)

完成を心待ちに思う晴れやかな気持ちと、
手元を離れていってしまう、寂しさと。

造園工事では、長い間、施主さんのご実家で眠っていた古瓦を、
造園の松本さんがうまく生かしてくださいました。

板塀がつき、すかーんと広かった敷地が、引き締まりました。
明日香村の畑でじっくり選んだハウチワカエデ・ソヨゴとの相性もよさそうです。よかった!

現場から車でおそらく5分くらいかな。船宿寺。
つつじ、さつきで有名な花のお寺だそうです。今の時期、桜が満開なのが、
現場からも借景できます。お披露目会ついでに、こちらもよさそうなスポットです。
http://www.kansaihokenlife.co.jp/tabi/hananotera25/senjyukuji1.htm

HPのトップ写真のツーショット。棟梁Nさんと、施主さんのお父さん。
なかなかのキーパーソンだったので、この写真は感慨深いなぁ・・・・・

http://muk-live.jimdo.com/
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4月。区切りとスタートと。 [日々のもろもろ]

今週は、入園式に、御所の家の完了検査、父の退院と、
うれしい節目の多い一週間でした。

1日。子どもたちが、新しい保育園に通い始めました。

その前日、なつき0歳の頃から、4年間通った全園と、
涙、涙のお別れ。(←母と祖母)
そして、翌朝から、親子とも、ちょっと緊張の面持ちで、新しい園へ・・・

建て替えたばかりの新しい園舎。これがとっても面白い建物なのです。
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2階のテラスから、スロープで園庭にある丘の上におりて来られたり、
部屋ごとにフローリングの樹種や、建具のデザイン、照明が違ったり、
(なつききみかの部屋は大中小の電球がたくさんぶらさがってます!)

中庭がタイル貼りのゆるやかなすり鉢状になってて、シャワーで水遊びしたり、
水をためるとプールになったり。建築的にも、よくぞここまでやりはった!(拍手!!)という感じで、
送迎のたび、きょろきょろしています。(挙動不審。母友できるかな??)

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室内の使い方も独特で、『教室ではなく、家で過ごしているような雰囲気に』との
コンセプトで、ちゃぶ台や、ソファ、キッチン、収納家具、絵本棚、おもちゃ箱、ベビーベッドなどが
並び、心なしか、先生たちもお母さん風。そんな中で、0~5歳までのこどもたちが、
思い思いの場所で、年齢関係なく、遊びます。生活します。
大人だって、みているだけでわくわくするような空間です。

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転園を考えた決め手となったのが、縦割り保育であること。なつききみかは一日中同じ部屋で
過ごしています。昨夏ごろから園庭開放に出かけたり、園長さんとお話しに行ったり、
悩みに悩んで、こどもたちの声も聞いて、最後は思い切ってえいや っと、決めた転園。
(実は、園長さんの『無垢の木って、樹種ごとに香りが違うの。部屋ごとに樹種を変えたら、
こどもたちも部屋ごとに違った木の香りがするんじゃないかと楽しみにしてるのよ』との言葉も
決め手でした。涙でるほど嬉しかった。)

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(入園式の日。みんなが帰ったあとも、なかなか帰ろうとしない二人)

通い始めて3日。園では姉妹の結束を強めて、がんばっているようです。
なつきは、きみかのお世話を積極的にするようになり、
きみかは何でも自分でしたい気持ちが強まり(・・・そしてケンカになったりもしますが)

夕食の後、9時を待たずにこてんと寝てしまう子どもたちの寝顔を見つつ、
きっとよい選択だったと、
そうであって欲しいなぁと、まだまだこれからですが、願っています。



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完成お披露目会 開催 [MUK]

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かねてより計画中の建物がこのほど完成し、施主様のご好意により、お披露目会を開催させていただくことになりました。山と田畑に囲まれた地。ご実家の樹齢300年越のケヤキの木にも見守られます。杉・檜の無垢材に囲まれたおおらかな木の家、ここでご夫婦と小さな子どもさんの暮らしが始まります。

参加いただける方、下記eメールにてお問合せください。

近くには、おいしい豆腐で有名な『梅本とうふ店』(日曜は休み)、 
地元で大人気な洋食屋『わだきん』、天然温泉『かもきみの湯』などもあります。
足をのばして飛鳥・吉野へ行かれても。行楽もかねてぜひお越しくださいね。

4/16(土) 17(日) 10:30~16:00(雨天決行)
 ■場所 奈良県御所市
 ■設計 一級建築士事務所MUK 村上あさひ
 ■施工 コアー建築工房
 ■延床面積  38.8坪
 ■お問合せ murakami.asahi@nifty.com 

http://muk-live.jimdo.com/

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現場進捗 大阪市N邸 [MUK]

大阪市 N邸、建て方が終わり、今日から大工工事が始まっています。
今日は、コンセントやスイッチ、インターホン、テレビ、エアコンなど、
電気関係の使い勝手を確認する打合せをしました。

実施設計の電気図面作成時にも打合せしますが、
建物の形が立ち上がり、それを目の前にしながら、
展開図にスイッチ位置など書き込んで、改めて、ひとつひとつ確認していくと、
変更点など、出てくるものです。

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写真は、Nさんの仮住まいマンションのバルコニーから。
現場の目の前。毎日工事の様子を上から眺めることができます。
お母さんが、監督さんばりに、現場状況をを報告してくださったりします。
(昨日は、夕方3時ころから○○さんが来て、えらい丁寧に掃除していきはったよ。とか)

ここからの家の眺めもなかなか格好いいよ!と、Nさん。

裏手のお宅のバルコニーに面するあたりを、3階建とせず、ボリュームを
おとしておいてよかったなと、
再確認。
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現場進捗 御所T邸 [MUK]

御所のT邸。造作工事が進んでいます。

今日は、階段廻りの打合せ。家具工事の打合せ。
設備の発注前確認。

その後、現場から15分ほどの、阪口製材所 五條工場へ。

玄関の式台。靴入れ天板。床の間の地板の3点を
住まい手のTさんファミリーと、大工のNさん、監督のWさんともに
見に行きました。

あらかじめ要望を伝えていたので、候補となる板を何点か並べていてくださいました。

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左から、まずはサクラ。吉野近辺で採れた地桜です。幅が500以上あります。
サクラでこれほどの材にはなかなかお目にかかれない。圧倒されていると、
「お聞きしていた寸法にも近いものが、乾燥状態も含め、使っていただける状態にあったので、
並べています。いつでもあるものではないのでね。縁のものだと思ってくださいね。」と
勝行さん。膨大なストック量を誇る阪口製材所さんですが、
そのときにほしい材が、その膨大なストックの中からどれでも選べるかというと、そうではなく
(もし、どれでも使える状態なら、それはそれで、困ってしまいますが・・)
これまでのたびたびのやりとりの中で、理解してもらっている、建物の雰囲気や好みを
踏まえた上での、材木屋としての提案であり、その提案を上手く生かし、
取り入れることができるか、なおかつ、住まい手にも、コスト面と出来上がりの満足度を含め、
自信を持っておすすめできるか。真剣勝負。決断がせまられます。

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次はホウ。(左から2枚目)ホウ葉もちの「ホウ」です。
青みと黄みがかった渋い雰囲気の材です。

それから、檜。これは式台に決定。こちらもなかなかの檜材です。
吉野育ちの阪口さんから、『奈良の田舎は檜信仰が非常に強い』話などお聞きし、
他の樹種で式台をと考えていたけれど、Tさんとともに、それもそうだな、
と妙に納得。土地柄を踏まえた決断になりました。

あとは、杉の節あり、節なしの厚板。

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皆であれやこれやいいながら眺めることしばし。今日の時点では
式台の檜だけ決定し、あとは金額と相談しながら決めましょうと、
日が落ち、底冷えし始めた五條工場を後にしました。

「木(きぃ)屋さんに行くの!」と楽しみにしてくれていたS子ちゃんは
途中からお昼寝タイムになってしまいましたが、
家づくりの思い出の1ページになってくれればと思います。

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サッシが入り家らしくなりました。書斎のテーブルからの景色は抜群です。

この日も冷え込みの厳しい1日でしたが、
コワモテだけれどやさしい、大工のNさんの計らいで、
打合せ時のテーブルまわりにストーブを用意してくださり、快適な打合せでした。
ありがとうございました。
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